羅針流「体験型」の旅

[国・エリア別ロングステイ事情]
地上の楽園 フィリピン

なんといっても人々のあたたかさがフィリピンの魅力。治安面での不安はあるものの、フィリピン人の人なつっこい笑顔はどうやら伝染するようで、いつしか表情筋がゆるんでいき毎日楽しく暮らしていますと語るロングステイヤー多し。

1)フィリピンってどんな国?

フィリピンってどんなところ?

街中で、市場で、そこかしこで人々の笑顔がこぼれる。

日本からわずか4〜5時間のフライトでアクセスできるフィリピン。時差も1時間と、日本との行き来に身体面での負担が少ないのがありがたい。大まかにいって物価は日本の約5分の1。この価格差を利用して、豪邸に滞在し、メイドや運転手を雇う生活を実現している人も多い。一概にはいえないが、特別な出費がなければ、コンドミニアムなどの家賃を入れても月毎のランニングコストを年金でカバーすることも可能だ。
公用語はフィリピノ語と英語で、たいていのフィリピン人は普通に英語を話す。いざというときに英語が通じることの安心感もメリットだ。そして何よりの魅力が明るくて陽気、ホスピタリティ(もてなしの心)あふれるフィリピン人たち。いったん親しくなれば、ロングステイヤーでも自らの家族のように扱ってくれるだろう。 政府が海外の退職者の自国受け入れに積極的で、特別居住退職者ビザの取得が容易であることも特徴だ。

2)エリアガイド

日本人ロングステイヤーに人気の4エリアをご紹介。

エリアガイド

セブの台所的存在のカルボン・マーケット。あふれんばかりの活気に満ちた朝。

マニラ

高層ビルが建ち並び庶民の足、ジプニーがにぎやかに走り回る首都。アジア有数の大都会ならではの便利さと、スペイン統治時代の面影が色濃く残るエキゾチックな文化を味わおう。

セブ

日本から直行便で約4時間40分。どこまでもブルーな海と真っ白な砂浜がまぶしい、世界的に有名なビーチリゾート。ダイビングやゴルフなどを楽しみながらアクティブに過ごそう。

ダバオ

マニラ麻の栽培を通して日本との関係が深く、第二次大戦前にはアジアでも最大規模の日本人街があったほど。よく整備された市内は住み心地がよく、治安面での不安も少ない。

バギオ

マニラがあるルソン島北部、標高1,400メートルの高地にある高原都市で、年間平均20度、最高気温も26度程度と過ごしやすい。高原野菜の産地としても知られる、別名「フィリピンの軽井沢」。

3)日本食事情

日本食事情

南国らしいトロピカルフルーツを試してみよう。

フィリピンにも日本食材店、日本料理店があり、マニラに特に集中している。しかし日本の調味料や豆腐などたいていのものは専門店に行かずとも大型スーパーマーケットで入手できる。また日本食材店では日本の家庭常備薬から祝儀袋まで幅広い品ぞろえを誇る店もある。

4)医療事情

マニラではマニラ日本人会が運営する「マニラ日本人会診療所」が利用できる。マニラ以外には日本語の通じる医師はいないので、英語で診察を受けるか一時帰国を検討しよう。

5)ビザ

特別居住退職者ビザがあり、有効期限は無制限。一度取得すると日本国籍を維持したままで、何度でも出入国が可能になる。そのため永住目的以外でも避寒地として冬季のみフィリピンに滞在する人や、フィリピン在住の配偶者を訪ねる目的で取得する人も多い。退職者ビザの申請は移民局ではなく、フィリピン退職庁で行う。

6)何をして過ごす?

何をして過ごす?

音楽が大好きなフィリピン人とカラオケで盛り上がるのも楽しい。

島国フィリピンでは気軽にマリンスポーツに挑戦しよう。日本人インストラクターが常駐するダイビングショップも多く、フィリピンではじめてその魅力にはまったロングステイヤーは数知れず。またマニラ周辺を中心に約50のゴルフコースがあり、ビジターでも日本の2分の1程度の価格で楽しめる。カジノやムード満点のナイトクラブでナイトライフを満喫するのもおすすめ。

フィリピンでロングステイ

フィリピンのロングステイについてもっと知りたい方へ
ラシン特選ブックス「フィリピンでロングステイ」

マニラ、セブ、ダバオ、バギオほかフィリピン各地のロングステイヤー11組の暮らしぶりを紹介。退職ビザ制度や各地の現地情報なども豊富に掲載している。税込み1,570円。

詳細を見る