南米大陸南部、アルゼンチンのパタゴニアを行くオールド・パタゴニア急行は、小さな観光列車を除けば、最南端を運行する鉄道路線です。 この鉄道は世界的に有名ですが、そのきっかけになったのは一冊の本。鉄道好きのイギリス人の作家、ポール・セルーの「Old Patagonian Express」です。一種の鉄道紀行もので、アメリカ東海岸北部のボストンを振り出しに南北アメリカ大陸を鉄道で縦断した記録ですが、そのなかで最後に登場するのがオールド・パタゴニア急行。この世界的に有名な本によってオールド・パタゴニア急行は、「世界中の鉄道ファンがもっともあこがれる鉄道」になったんです。

