雨が少ない乾季になるとスモッグが気になる日がありますが、それを別にすると、チェンマイは、あらゆる面で、非常に快適な暮らしができます。外国人である我々日本人も、わけ隔てなく、社会に受入れてくれる寛大で親切なタイの人々には、本当に感謝しています。
そんなタイの人々の何か役に立てないかと以前から考えていたのですが、あるとき、私の住むサービスアパートの近所にあるラチャパート大学に日本語学科があって、日本語を学ぶ学生が、たくさんいることを知りました。この若者たちを何らかの形で、私なりにサポートできないか――。そう考えたのが、今日レポートする「タイの若者と日本人シニアの交流会」をつくったきっかけです。
タイの人々の役に立ちたいという思いから
大学の敷地にある木陰でくつろぐ日本語学科の学生たち。
サービスアパートの部屋と先生を手配
それにしても日本から遠いチェンマイで、何十人もの若者が、日本語を学んでいるとは新鮮なおどろきでした。更におどろいたことに、この大学には日本から、日本語教師も何人か派遣されていたのです。そのなかのひとりである川合友紀子先生に、日本語を学ぶ日本語学科の学生と、チェンマイに暮らす日本人シニアの交流会のようなものができないか相談したところ、ふたつ返事で協力してもらえることになりました。
次は、交流会の場所の確保です。思い切って、今住んでいるサービスアパート(ビアンブアマンション)のマネージャーに相談したところ、使っていない部屋があるので、そこを自由に使ってもらって結構ということになりました。また、「そこで日本語も教えてはどうか、そうしてもらえるならば、従業員の有志にも参加させたいし、黒板も準備するよ」と、話が前へ進み出しました。
確かに交流会といってもただ集まるよりも、タイ語・日本語会話の練習の場を兼ねるのはよいとは思いますが、そうなると先生が必要になります。そこで、旅行会社をやっている友人のパンティーラが、かつて、東京学芸大学に国費留学していたのを思い出して、彼女に相談しました。「会社が休みの週末なら協力しますよ」と、パンティーラが先生を引き受けてくれました。川合先生、パンティーラと、豪華キャストがそろい、いよいよ開講の運びとなりました。
日本語学科に在籍する仲よしの4人組み。ヒアリングが課題だそうです。
授業の後、町へ出かけるという生徒たち。
