N:カナダに誰かお知り合いの方はいらしたのですか?
O:いいえ、右も左もわからず、身内も全くいませんでした。でもバンクーバーに住んでみると、周りの人々のオットリしたあたたかさを感じはじめたんです。
N: バンクーバーならではの人の優しさ、あたたかさを感じたのですね。
O: はい、だからといって決して必要以上にプライベートなことには踏み込んでこない所が、サッパリしていて居心地よいと感じました。でも本当に困ったときにはサット手を貸してくれるんですよ。1日、1日過ごしている内に、どんどんこの国の生活が肌に合って来て、他人の目を気にせず自分らしく過ごしていることに気が付いたら、いつの間にか37年!
N:英語はもともとできたのですか?
O:もちろん! といいたいところですが…。来る前は少し自信があったんですが(苦笑)日本で学んだ教科書英語では、ほとんど通じませんでした。どうしようもないので身ぶり手ぶり、イラスト入りのメモで大奮闘いたしました(笑)。出会ったカナダ人は皆優しくて、私が必死になって伝えようとすれば時間をかけて気長に聞き取ろうと努力して下さいました。その後YWCAの英語クラスに入って学びましたが、そこでも多くのよい出会いがありました。
BC州の首都ビクトリアまで水上飛行機で飛び、観光局のPRナレーション(日本向け)を録音。スタジオはリラックスムードだった。(1986年)
バンクーバーの有料TVが開局した際は総合司会者に抜擢された。元英国BBC放送局アナウンサーのインド系カナディアンのベテランと共に、打ち上げパーティでの記念撮影。(1989年)